家づくりに役立つ　資金・お金のはなし

家づくりに必要な費用とは？

 

 

家づくりに必要な費用には、下記の3種類があります。

 

○本体工事費　（費用全体の70～80％程度）

○別途工事費　（費用全体の15～20％程度）

○諸費用　　　　（費用全体の6～10％程度）

 

 

本体工事費

ちらしや広告などで坪単価とともに表示されている金額です。

建物本体価格とも言われます。

最近では、坪単価２○万円などの低価格をウリにした宣伝が増えていますが、各メーカーや会社によって、この本体価格にどこまでの工事が含まれているかがマチマチですので、注意が必要です。
建築会社の価格を比較する際には、宣伝用の言い値ではなく、建物の仕様内容と建築予定地に実際に建築するための費用を確認した上で比較することが大切ですね。

 

 

別途工事費

例えば、、、

・　カーポートやフェンスなどの外構工事

・　植栽や芝梁などの造園工事
・　建築に際して行う地盤調査や地盤補強工事（必要な場合）
・　照明・カーテン工事
・　屋外給排水工事
などなど。

 

何よりも建築予定地の状況によって大きく左右される費用です。これから土地を探すという方は、この別途費用を考慮して探すことが大切です。せっかく、安く土地を購入したと思っていたのに、予想外に別途費用がかかってしまっては後悔してしまいますものね。

諸費用

 

諸費用とは、建築に際して工事以外にかかる費用のことです。

例えば、、、

・　建築確認申請費用・完了検査費用

・　瑕疵担保責任保険費用

・　工事請負契約書等の印紙税
・　住宅ローンの費用（保証料・手数料・火災保険料など）
・　登記費用
・　水道加入金
・　不動産取得税（土地を購入する場合） 　

などがあります。

必要な場合には、地鎮祭や上棟式の費用や引越しの費用なども諸費用に含まれます。



これら全てを含んだ最終金額が総費用になります。

つまり、家が出来て住むまでにかかる費用となります。